きょうはくるみのお茶くるみっティーのおはなしです
くるみのお茶というとみなさんくるみのどの部分を使ったお茶だと思いますか?
本物のお茶みたいに葉っぱ?それともあの硬い殻?いやいややっぱりあの美味しいナッツでしょ?
ブー!残念ながら全てハズレ
正解はコレです!↓
くるみの外皮の部分なんです!
あの硬いクルミの殻を包んでいる緑色の皮の部分がちょっと不思議な味のお茶になるんです!
6月の終わりから7月の初めごろに採れるまだ若い青実を使います
ヨーロッパなどでは
この時期に
自然落下した
青実を使って
クルミ酒をつくるそうですが
自然落下した実は
十中八九
中に虫が入っているので
ウチでは
くるみ茶やくるみ酒用の物は
ほとんど
直接摘果した実を使っています
摘果した青実は
その日の内によく洗い
乾燥を早くするためと
虫の有無を確認するために
4等分にカットするのですが
時期が遅いと
中に硬い殻が出来はじめ
なかなか包丁が通りにくくなるので
沢山やっていると
手に豆ができてしまいます(^_^;)
専用の乾燥棚に並べて
天日でよーく乾燥させるのですが
夏場の天気の良い時だと
2、3日で
カラッカラに乾いて
ものすごく小さく縮みます
あんなにガンバって
カットしたのに
たったこれっぽっちになっちゃうのか…
ちょっと悲しくなります(^_^;)
さてこの乾燥外皮
物の本によると
中国では古来より漢方薬として胡桃青皮フータオチンピーと呼ばれ殺菌作用が強いことから整腸や鎮腹痛毒消しなどに用いられていたようです
さて
肝心の
お味ですが
何と言いますか
いわゆるナッツとしてのクルミの
香ばしさを期待されると
全く別の物になります
ちょっと青臭いような
漢方薬のような…
でもものすごく臭いとか
苦いとか
そういう感じではなく
なんというか
もうちょっと
優しい自然な香りと味がします
実際にご試飲いただいた
お客さんたちの反応も
好評で
あのナッツのクルミからは
想像つかない味だと
喜ばれています
ちょっと
めずらしいハーブティーとして
お気軽に
飲んでもらえると
良いかも知れません
ヤカンやお鍋で
じっくり煎じても良いですが
カップに1、2欠片
入れてゆっくりと
熱いお湯を注ぐと
10分ほどで
飲みごろに
ただし
乾燥外皮の中には
果肉や将来殻や仁(ナッツ)となる
部分も含まれるので
クルミにアレルギーのある方は
十分ご注意ください
明日のリゾナーレ八ヶ岳クリスマスマルシェでもわずかですが試飲販売する予定です
他にはない(たぶん)くるみのお茶くるみっティー是非お試しください
他にも沢山の
企画をネットで展開中!
見てね(^_^)